1年間の準備をカタチにするケニア農村調査。専門知識から教養知識まで身につけました。

それまで、みんなケニアに対する気持ちの差で、課題に取り組み姿勢が同じではなかったのですが、共に励まし合い、切磋琢磨、乗り越えてきました。ケニアに向かう途中、ジョモケニヤッタ空港に火事が発生し、先生からゼミの仲間までそれぞれの道中で足止めされていました。期待から不安に一変し、みんなの無事を祈ったのを今でも覚えています。幸い、予定日から遅れはしたが、みんな現地に無事たどり着くことができました。それから、調査票の打ち合わせをし、農村調査を実施したのですが、上手くいかず失敗に終わりました。これまでの、準備不足を痛感し、私にとって後悔が残る調査になったのは間違いありませんでした。ここで、はっきりわかっているのは、ケニアに行って成長するのではなく、それまでのしっかりとした準備過程があってのことだと知ることができました。目の前にある課題に妥協を許さず、全力で取り組むのは難しいことではあるが、ケニアの調査を機にずっと信念を持って、努力できる人間になりたいと思いました。