絵本PDF

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4期生 “Journey to the Future”











マダガスカルの子ども達に向けて

「夢は、先生になること」
そんな思いを抱く少年トムは、喋る不思議な木のクリタスの助言により、夢を叶えるために勉強の旅に出ます。
行く先々で動物たちからクイズを言い渡され、トムは友だちと知恵を出し合って答えを導きます。
勉強の旅を通して、まだまだ世界は知らないことだらけで、可能性に満ちあふれているということを知るトムと友人たち。
やがて、先生になるという夢を叶えたトムは、最後に生徒達に問いかけます。
「最初は一人だったんだ。だけど、みんなが助けてくれたから最後までこれたんだよ。僕の友だちはどうして僕に協力してくれたんだと思う?」

 

 

勉強を通して子ども達の未来の可能性をひらき、
国が発展しても失ってほしくない「人と人とのつながり」を感じ取ってもらいたい

絵本には、答えのあるクイズから、答えのないクイズまでがちりばめられています。
考えて、わくわくしながら読み進められるよう工夫しました。
また、私たちからの「子どもたちの一生に寄り添える本にしたい」という願いから、大人になって再び読んだときにも、
「人とのつながり」の大切さを考え直すきっかけになる「問いかけ」を最後に用意しています。

今回も、食文化研究会の皆様やマダガスカルへの通訳、原画作成、街頭募金に協力して下さった方々など、
多くの方々のご協力によって絵本を完成させる事ができました。
絵本が完成する過程で生まれた「つながり」に、心より感謝申し上げます。

3期生 “Share the World”

ケニアの子ども達に向けて

ケニアの小学校における問題点の一つに、教材などの不足が挙げられます。

そういった点からも、ケニアはカンボジア同様に、
子ども達が日常生活の中で必要最低限の教材以外の本に触れることは決して多くありません。


たくさんの文化や価値観に触れ、自分の可能性を広げて欲しい

また、絵本の中には、所々にケニアの子ども達が描いてくれた絵が、作品の一部を飾ってくれています。
小さな形ではありますが、ケニアの子どもたちの想いを絵本に載せられたのではないかと思います。

原画の作成・スワヒリ語の翻訳を担当してくださった方々、街頭で募金活動にご協力くださった西宮市の皆様、
ご寄付いただきました関学食文化研究会の皆様をはじめ、多くのお力添えあってこその絵本完成です。

今後は、ケニアの情勢を見守りつつではありますが、子ども達の元へと届ける予定です!


2期生 “I have a Dream”

カンボジアの子ども達に向けて

カンボジアは、現在でも学校教育の整備が遅れています。

また、商業出版が確立しておらず、子どもの本が圧倒的に不足しているため、教科書や学校で使用する教材以外の本を子どもたちが手にすることはほとんどありません。

子どもたちに夢や希望を与えられるような本にしたい

本(ストーリー)に初めてふれる子どもたちを想定し、現実に近づけつつ、 ファンタジー要素を取り入れた
オリジナルストーリーの絵本となっています。

この絵本を通じて、自分の夢や将来について考え、扉を開くきっかけにしてほしい。
目的や目標を持って努力し、将来の可能性を広げてほしい。

そんな想いを込めて制作しました。

多くの皆様にご協力頂きましたおかげで当初200人の子どもたちに絵本を贈る予定でしたが、
300人を超す子どもたちに絵本を贈ることができました!