K5もえこから街頭募金についての想い

 こんにちは、K5のもえこです!BFCでは、絵本作成とファンドを担当しています。今回は、ファンドの中でも中心となって行っている街頭募金についてお話させていただこうと思います。

 先日9月23日に、宝塚駅で街頭募金を行いました。そこで改めて感じたことは、伝えることの難しさです。

 街頭募金のひとつの目的にはもちろん、発展途上国に住む子どもたちに絵本や教材を届けるための資金調達がありますが、街頭募金の役割はそれだけではないと思っています。むしろそこ以外に大きな意味があると感じています。
 伝えることって難しい、その人の心に留めてもらうのって難しい。でも私は、その人の心にBFCという活動や、想い、現地の子どもたちの姿が残ってほしいと思っています。だからこそ、この団体や活動が誰かの心に残るように、大げさに言えばその人の生活の一部に自然となれるように活動していきたいです。
そのためには、1回きりの活動では街頭募金の本来の目的を成しません。街頭募金をしていて、「あ、あの団体だ」って自然と出てくること、誰かにとって馴染みのある団体になることで、BFCという団体の意義や役割も大きく重いものになるのではないかと思います。街頭募金の意義ってそこにあって、だからこそ継続的に行うことが大切なのではと考えています。

 今回の街頭募金では、口頭での呼びかけだけでなく、BFCの広報が作成してくれたBFCについてのチラシの配布も行い、400枚全てを配ることが出来ました。募金に協力していただいた方だけでなく、400人という多くの人にBFCの活動が少しでも届けられたことを心から嬉しく思います。こうやって一歩ずつ、先輩方から受け継いだBFCを今後につなげて、そして大きく、その先の子ども達を想って活動していきたいと思います。4回生となり、もうすぐ卒業ですが、社会に出てもこのひとつひとつの経験や気持ちを自分の中で大切にし、世界の中で自分の役割をみつけていきたいです。

2018年10月18日