丹波篠山

丹波篠山について

兵庫県の中東部に位置する。伝統的な建物や、篠山城、デカンショ祭など京文化の影響を残している。

丹波篠山市への市名変更

「丹波黒大豆」といった名産品は、“丹波”が名前に入っていることから、丹波だけの名産だと思われがちである

「篠山も産地だと知ってほしい」
「篠山の認知度を上げたい」

“丹波篠山市”へ改名

[篠山市周辺地図]


[主な特産物]

・丹波篠山黒豆(黒大豆)
・山の芋
・猪肉、牡丹鍋
・丹波栗
・丹波まつたけ                             などなど・・・


[ヒアリング結果]

(栽培している)農家の方は…

・地域への思いよりも自分が生活することで精一杯である
・作ってもそれを加工する技術がなく、JA頼み
・それでも若者に来てほしいしもっといろいろな販売方法をしてみたい
・消費者との信頼関係を築くために対面販売が重要である


販売している方は…

・商品づくりやパッケージングはすべて業者おこなっている
・生産者とのコミュニケーションはない
・地域を広めてほしいという思いがある


生産者の思いが反映されていない、生産者と消費者の距離が遠い、だから消費者は品質ではなく値段だけを見て選んでしまう。食べ物本来の味が評価されず、適正な利益を生産者は得られない。他にも、後継者問題などで農家の持続性も懸念されている。


私たちは、このような現状を目で見て肌で感じ、資源が豊富にある丹波篠山を「食」により活性化させようと活動をしていきます

後川地区について

篠山市の東南端に位置する、小さな農村地区である。
四方は山に囲まれ、山の後ろを川が流れていることが 地名の語源となっている。

天然記念物のオオサンショウウオをはじめ、ゲンジボタル、ヤマメ、カジカガエルなどが生息する自然豊かな場所である。

丹波篠山産の中でも、後川地区の農産物は評価されている。

7村162世帯から形成されるている。

以前は神姫バスや阪急バスといった交通の便があったが、現在は絶たれてしまい、地区の孤立化が進んでいる。