商品開発

学生コラボ班とは 

私たちはCHJの中の1つのチームの学生コラボ班として活動しています。
 学生コラボ班とは、バリ島のングラライ空港のお土産の魅力が低い、またそれに伴って日本人の観光客が空港内でお金を使ってくれないといった問題の解決に取り組んでいます。
大まかな活動としては、BDIのデザイナーと協力して、目新しい魅力的な商品を開発し、ングラライ空港内で日本人やその他の観光客に対して販売することです。

BDIとのコラボ

 BDI(Balai Diklat Industri)とはインドネシア工業省傘下の職業訓練校のことです。特にBDIデンパサール校では、工芸品やアニメーションの部門がメインで、それらを専門とするデザイナーが所属しています。彼らには年に1回程度展覧会という形で、彼らの作品を公に発表する機会があります。しかし、規模としてはとても小さいもので、回数も年に一回しかないということで、彼らのデザイナーとしての自立や成長のための機会としては十分とは言い難いという現状です。一方で、空港としては先ほど簡単に触れた通り、日本人観光客が空港の手続き後に搭乗前待合エリアで多くの時間が余っているにもかかわらず、あまりお金を使ってくれないといった現状があります。

商品開発に向けて 

それら2つの問題を解決し、さらには日本人観光客のバリ島、更には帰国直前のングラライ空港内でも満足した旅行にしてもらうために、BDIのデザイナーの協力のもと開発した、日本人のニーズに沿った商品をングラライ空港内で販売するというプロジェクトを行なっています。これを達成することができれば、「旅の幸せを創る」という私たちの理念が遠いバリ島において身を結ぶことになると考えています。
 そのために私たちは今年の夏に実際にバリ島に訪れ、BDIや空港側とこのプロジェクトについての交渉をし、空港側からは販売の場所を借りる許可を得、BDI側からも前向きな返事をもらうことができました。これから来年の夏に向けて、このプロジェクトを成功させるべく、一生懸命活動を行なっていきます!
 楽しみにしててください!